TOP>>中国の思い出いろいろ>>太郎さんの北京滞在殴り書記>>

太郎さんの北京滞在殴り書記(なぐりがき)・2000
街の風景


★地下鉄

北京の地下鉄 席の奪いあい。席の隙間を目がけて、皆がダッシュする。北京駅などのターミナルでは大混乱。20年前の地下鉄のよう、音がうるさい。「降りる人が済んでから乗る」の習慣無し。時として「ああ降りられないかもしれない」と思うこと有り。


☆黄色

街角で見かけたスローガン「黄色追放」。最初は何のことか判らなかったが、どうやらここ中国では黄色はエロの色らしい。従ってこのスローガンの意味は「エロ本・ビデオを追放して健全な街作りに励みましょう」ということらしい。その割には黄色い服を着ている人が多いように見うけられるが何でだ?中国四千年の歴史の謎は深い。


★バス

バス停では、車掌が行き先を叫ぶ。バスの中からも叫ぶ。降りる時は乗客が叫ぶ。「停!」


☆バスの中

中国のカップルは最初向かい合わせに座っていてもいつのまにか隣どうしに座っていちゃつく。いつ席を移動したのか誰にも判らない(笑)。魔法のようである。中国四千年の歴史の謎は深い。


★街角のベンチ

北京は大変美しい町である。道は広く、至るところにちょっとした広場が設けられベンチが配置されている。夜になるとご想像の通りこのベンチで、腹立たしいことに、いちゃつくカップルが大変多い。寒いのにご苦労なことである。ロングコートを着ているのをよいことに「おまえらそれは犯罪だろう」と、人として一言言ってやりたいようなことまでしているヤツラもいる。(くそ、思い出しても腹が立つ)他にやる事が無いのかぁ?と思うが、どうやら無いらしい。


☆北京西駅

北京西駅 すさまじい人の波。家出少年少女らしきものもいたり、またやくざのようなものもいたりで、なかなかエネルギッシュ。コンコースにはやたらと細かいお店多し。コンピュータを駆使して「北京観光合成写真(天安門とか天壇とかを背景に写真を撮ってもらえる。サンプル写真はみな「中国ポーズ」でやたらと気合いがはいってる(笑))」作ってくれる店、2軒ほどあり。次回は試してみるつもり(笑)。


★中国の建物

中国の建物は、外見は大変立派だが、内部はお粗末である。どうやら外側ができあがってから改めて内装専門業者に内装を依頼するため、その時点で予算が足りなくなっていることが多いせいらしい。アパートなどでも、箱ができあがった時点で購入し、内装は購入した人がそれぞれ独自に業者に依頼して行う。従って大きなビルはいつまでたっても工事中のように見える。


☆国のお客様

北京滞在中にWTOの役員が北京を訪問した。前日中央分離帯の柵の清掃をしていた。訪問先までの道(長春路)を通過する際に、柵を雑巾で拭いている人の数を数えたが、350人まで勘定して諦めた。諦めた所から、どう少なめに見積もっても、距離にして5倍は同じようなことをやっていた。

WTO役員到着当日の夜。街中のイルミネーションが点灯され、北京はまるで違う街のようであった。


★街角の活動

夕方になるとちょっとした広場で、健康体操や社交ダンスの教室が開かれる。おじさん・おばさんが楽しそうに踊っている。ただし不倫の巣になっているらしい。


☆こじき

地下道、歩道橋には乞食多し。老人の乞食は必ずといってよいほど男女ペア(夫婦?)。子供の乞食は性質が悪い。時に通行人(特に外国人)の足にすがってワンワン泣く。


>>BACK>>

(c)中国歴史・習慣・風俗の雑記帳「ぽんずのページ」2009