北京の三面記事 1〜3月/2003年


2003年03月 02日(日)   お札に書かれた広告        / 晨報

近頃宣伝のため店の名前と電話番号を手書きで書いた一元札が見うけられるようになった。これはもちろん誉められたものではない。お札によってはさまざまなミニ広告が一面に書かれているという。あまりに多くの広告が書かれお札として流通できなくものもそのうち出て来るだろう。

お金に対する意識の低さはこればかりではなく、5角硬貨を指輪にするケースも。

☆ぽんずの一言
名前が書かれているお札を見て驚いたことがある。メモを書いたのではと思うようなお札も。こんなお札が流通している事に驚いた事があった。聞くに、日本のお札は世界で一番きれいなのだとか……

それにしても、お金を故意にダメにした場合、それってどこの国でも罪になるはず。


2003年03月 02日(日)   北京市膨張中         / 晩報

北京郊外の農村はすでに「京郊」(北京郊外)になり、北京市地図はすぐに使い物にならなくなる。現在地図は1ヶ月に一度の割合で更新されている。

中国地図出版社の楊氏によれば、97年中国農業大学が地図に繰り込まれ、最新2002年出版の地図では昌平が地図に入った。地図の縮尺が1:275000が1:34000になった事になる。次回発行される地図には高速道路、電車路線などの予定図も書き込まれる予定。

☆ぽんずの一言
中国農業大学って言ったらかつては北京農業大学と言って、北京大学よりはるか僻地にある大学だった。そこに留学している悪友が私の住まいから、またはるかに遠くまで夜道を帰ることを思い卒倒しそうになった事がある。その農業大学ももう僻地ではない。そう思うと感慨深いものがある。明の十三陵のあたりも京郊ということになるのだろうか……


2003年03月 01日(土)   新たな黄砂指標       /人民日報

中国気象局では、1日から全国共通の黄砂指標の利用を始める。これからは黄砂が「浮塵」、「揚沙」、「沙塵暴」、「強沙塵暴」の4種類に分類される。

今年は北京で黄砂の発生が晩くなっているが、北京市気象台の張明英氏によると「一般に3月は黄砂が多発する時期だが、この冬は華北地区で雪が多く、内蒙古がまだ雪に覆われているため」との事。

☆ぽんずの一言
やってきました黄砂の季節。はてさて今年の黄砂はいかに!


2003年02月 26日(水)   今度は魚         / 晨報

昨晩(25日夜)22:30ごろ西四環路定慧橋の出口付近で、1トンの鮮魚を積んだトラックと乗用車が追突、積荷の魚が道路上に散らばる事故が起きた。交通警察は直ちに魚をトラックに戻し、交通は元に戻った。

☆ぽんずの一言
松花蛋の次は魚……。それも1トン。新聞の第一面に出ていたのでインパクトがありました。写真には「魚"游"四環」。笑っちゃいました。


2003年02月 21日(金)   ゴミの河         / 晨報

頤和園から北京城のお堀である北護城河を流れる河の一部「長河」冬の間水の放流がないため河床が見えているが、一面ゴミだらけになっている。水が放流されても、水は黒く夏場はとても臭いにおいがするという。船が通ると河床の汚れが浮きあがり悪臭はひどくなる。雨が降るとあたりのゴミ箱からゴミが川に流れてしまう。夏は河面のゴミを清掃する人はいるが、河床のゴミについてはほったらかしになっている。

水の放流前に対策を講じないと下流の什刹海、後海、北海、そして中南海の水質汚染に繋がるだろう。

☆ぽんずの一言
観光客などが多い部分は、とてもきれいになっているのですが、ちょっと見えない場所になると、どぶ川状態という川が多くあります。(うちの北側の川もそう) 夏場は鼻を押さえなければ通れません。なんとかなるとよいのですが……

そういえば、杭州西湖の水がさらわれ、五〇年ぶりに湖底が現れたそうです。貴重な文物でも発見されるかと思いきや、現れたのはゴミ!!!だけで、関係者達はそうとう失望した様子。あの西湖も……。なんかちょっと失望。


2003年02月 18日(火)   ピータンの海??         / 晩報

17日夕刻の6時ごろ、南四環路でトラックのタイヤがパンク、横転、二台に満載されていたピータン(松花蛋)が道路を埋め尽くすという事故が起きた。交通警察は交通整理とピータンの回収に追われた。

☆ぽんずの一言
どれだけの卵が積んであったのか、考えるだけでも恐ろしい。あたりの匂いを想像するだけで、げっぷが出そう。


2003年02月 18日(火)   鞄の重さはなんと!        / 晨報

昨日から新学期が始まった。記者が朝陽区の学校を訪ねて子供達の鞄の重さを調査したところかなりの重さだという事が判明。

中学生で7キロ近い鞄を背負って通っている生徒は少なくない。

晩報によれば、一年生で2キロ、6年生で4キロという重さが平均的。紙質の変化で教科書が重くなっていることも原因の一つとのこと。

☆ぽんずの一言
中学のころ、ぽんずは肩掛け鞄でした。あまりに重く側弯症にもなりかねないと、左右交互に肩にかけるように指導された事がありましたが、それって考えてみれば解決法にも何にもなっていないと今になると思う。

中国の小学生の場合、ランドセルではないので、ランドセルの重さがない分、ほとんどが教科書やノートの重さ。今の日本については知らないけれど、随分重いと思う。

ちなみに、我が家の4年生は、これで言いの?と思うぐらい軽い鞄、7年生は、家出でもするの?と思うほどの鞄。ちなみに娘が4年生のころを思い出すと、何が入っているのかいつも大きな鞄を持ってあるっていた。


2003年01月 26日(日)   雪かきせずに罰金1400元      / 晩報

昨日は土曜日だったが、町の至るところで雪かきをする人達を見かけた。また今日は7万人が動員され雪掃きを行ったが、139の企業団体が時間通りに行わず警告を受け、雪かきを行わなかった7つの企業及び団体があわせて1400元の罰金となった。

☆ぽんずの一言
このところ北京は雪が多く、市の条例で雪かきを強制的に行っている。平日はともかく、週末に当ると本当に行っているのか……と思うところも多いが、これをみるて行わずに罰金を課せられている事が判明した。

また雪関連では追突事故多発、無免許の車がスリップして木にぶつかるなどのニュースも。

 


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