[北京 24日 ロイター] 中国天津の有名な肉まんメーカー「Goubuli(狗不理)」は、親しまれている社名が「犬も相手にしない」といった意味であることから、誤解を避けるため英語表記での名称を変更した。
狗不理という名前は、約150年前に同肉まんを売り始めた男性のあだ名に由来すると言われている。同社の肉まんは中国各地で売られ、偽物の「狗不理」肉まんが出現するほど有名となっている。
しかし、一層の事業拡大を目指す同社は、この名前のために外国人旅行者が肉まんの品質や具に誤解を抱く可能性を懸念し、英語名を「Go Believe」に変えた。
新華社によると、同社のレストランでは既に、新しい英語名の看板設置が始まっている。