| 旧暦は、中国では農暦といいます。旧暦は日本での言い方で、中国では現役の暦です。ここでは旧暦とはいわず、農暦と呼びます。 農暦は太陰暦をベースにしている暦です。そのため、太陽暦をベースにしている現在の暦とは日付に差があります。どんなところに注意をすればよいのか、いくつか書き出してみることにします。
旧暦の大の月と小の月について
旧暦では大の月は30日、小の月は29日ですが、何月が大の月か小の月かが決まっていません。
暦を作成するときに「新月の日が一日になる」という決まりがあるため、まず一日を決定していき、すべての月の一日が決まればその月が何日かが決まり大の月か小の月かが
わかるわけです。
現在私たちの使っている暦では12月31日が大晦日と決まっていますが、このような理由から十二月三十日が毎年あるとは限らず、十二月二十九日
が一年の最後の日になる年もあります。中国では大晦日を「大年三十」ともいうのですが、実は、この「大年三十」がない年が多々あるのです。
旧暦の閏年について
うるう年は、太陽暦のように4年に一度1日増えるのではなく、農暦ではなんと1ヶ月増やされます。
そのため農暦の閏年には、2度ある月が出現し、その月を「閏月」、その月は「閏何月」と呼びます。2006年は閏年で七月2度あり、2度目の七月を「閏七月」と呼ぶのです。
閏年は、3年に一度、5年に二度、17年に七度の割合で出現するため、農暦の閏年は現在の暦ほど珍しくはないのです。
中国の人たちの誕生日
中国の人たちが誕生日という場合、農暦の誕生日を言うことがあります。特に占いなどでは農暦の誕生日を使うようですが、うっかりしているととんでもない日に誕生日のお祝いを言ってしまうことになるのです。
私は、3月11日生まれですが、農暦では二月十九日生まれ。2007年の私の農暦の誕生日は4月6日ですし、2008年は3月26日...と毎年違います。
中国の方に誕生日をたずねるときには、農暦なのかどうか、確かめたほうが良いかもしれません。蛇足になりますが、中国では数え年で年齢を言う人たちがまだまだ多いです。詳しく知りたいときは年齢も「満」で何歳なのか、確認したほうがいいですね。あまりにも直接聞くのがはばかられるときには、干支を聞くのがスマートかもしれません。
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