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103:太廟灰鶴
太廟は、明・清の時代皇室が先祖を祭った場所です。 天安門の東側にあります。その東南角に柏の林があり、そこには毎年「灰鶴」(クロヅル)が飛来しました。
清朝滅亡後、太廟が公園として一般開放され、(現在は労働人民文化宮)人々が多くおとづれるようになり、鶴が見られることはなくなりました。
どうして、沼地もないようなこんな場所に...と思いますが、地図を見ると、紫禁城を囲むお堀もありますし、南海、中海、北海などという大きな池も近くにはあるんですね....
2012/05/08
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