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087:駝鈴
昔は、北京の城門の外によく見かけた駱駝も、動物園でしか見ることが出来ない時代になって久しくなりました。
かつて駱駝は、北京では輸送に携わる重要な家畜でした。 北京郊外の西山一帯で算出される石炭を北京に運ぶ輸送手段が、駱駝でした。
しかし、張家口-北京というルートで駱駝は活躍していましたが、 光緒二十九年(1903年)に京綏鉄道が建設され、鉄道がそれに取って代わってしまったそうです。
駱駝については、こちらでちょっと詳しく紹介しています。 →北京と駱駝
2012/04/12
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