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011:妙峰山歸來


北京の西のはずれの妙峰山の碧霞元君廟(俗に言う「娘娘廟」)では四月一日から十五日にかけて縁日(廟会)が開かれ、多くの信者が集まりますが、この絵は妙峰山から帰ってきた参拝者の図です。

妙峰山は北京から100里(北京市区から55km)も離れていたにもかかわらず、みな徒歩で参ったそうです。

沿道、参道には、茶店や露天が立ち並び、さまざまな記念品などが売られていたとか....

妙峰山の縁日については、こちらをご覧ください →燕京歳時記 四月 「妙峯山」


2012/04/28

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