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040:赶脚図(馬方の図)


馬方といっても、ここで追っているのは馬ではなく、驢馬です。
北京では、驢馬は庶民におなじみの交通手段でした。

馬方は驢馬と一緒に秋から春にかけて、北京の城門のあたりで郊外に出かける人の客待ちをしていました。
料金は10余里(5kmちょっと)で数百文だったそうです。

ちなみに馬方は近郊の田舎からやってきた人たちでした。


2012/05/31

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