燕京雑考 目次>>北京民間生活彩図>>
006:看西湖景図(のぞきからくりの図)
原題は、「西湖の風景を見るの図」。 西湖は、地上の天国として有名な杭州にある湖、西湖。 その風景を見せるのぞきからくりです。
のぞきからくりは、日本でも縁日などで見かけた、 観光地の風景などを見せる装置です。 ちなみに北京でも、縁日に、欠かせない出し物でした。
北京の人たちにとって、江南はあこがれでした。 清の皇帝は、大運河を南下、杭州や蘇州に出かけたこともありました。
鳴り物、解説つきで、西湖の模擬観光が楽しめるのが、 のぞきからくりです。
2011/10/30
<<北京民間生活彩図<<燕京雑考 目次