燕京雑考 目次>>北京風俗-陳師曽>>

013: 賣切糕 (蒸し菓子売り)


「切糕」は、米粉などに棗や小豆などを入れて蒸した蒸し菓子を切ったもので、
丸ごとではなく、切って売られるので、「切糕」というようです。

この絵、一見、ただの荷車に見えますが、蒸し菓子売りの荷車らしいです。
らしいというのは、絵につけられた文章を読まなくては、わからなかったからなのですが。

「半日で売れ切れば意気揚々!」
ですが
「明朝がは雨だったら、如何に糊口を凌ぐ?」
絵につけられた文章に、そういう一節がありました。


2014/06/12

<<北京風俗-陳師曽<<燕京雑考 目次