北京は、かつて城壁に囲まれた町でした。そして人々や物資の行き来はは城門をくぐって行われていました。 今回は、その城門にはそれぞれの役割がありました。
それはどのような役割だったのでしょうか...
西直門 |
水を運び込む門
北京の西の玉泉山より、皇帝の水を毎日運び込んだ。 |
阜成門 |
石炭を運び込む門
石炭の産地が北京の西に位置する「門頭溝」だったので、石炭はこの城門から搬入された。 |
宣武門 |
死刑囚が刑場に向かう門
宣武門外の菜市口に刑場があったため。 |
正陽門 |
正門
皇帝が使う。また地方官僚たちが謁見のために北京を訪れたときにとおる門。 |
崇文門 |
税関
税関があった場所。 |
朝陽門 |
穀物を運び込む門
大運河最寄のもんだったので、運河を通じて運ばれた南方からの穀物などが運び込まれた。 |
東直門 |
木材を運び込む門
東北から運び込まれる木材を運び込んだ |
安定門 |
し尿を運び出す門
城内住民のし尿を運び出していた |
徳勝門 |
凱旋門
戦に勝った軍隊が凱旋したときに使われた |
詳しい地図はこちら[明、清時代の北京城壁と城門]
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